第一章
「あ~あ…、かったるい…」
これから仕事だというのに、西野直紀は言いようのない倦怠感に見舞われていた。無理もない。半月前に上層部から急遽転勤の辞令が下りて、且つ勤務先が都心から離れた郊外だというのだから。田舎とまではいかないが、長く都心暮らしが続いていた彼には良い人事異動ではなかった。直紀は学歴社会からドロップアウトして、高校卒業後はフリーターとして職を転々とする日々。不景気で就職難のご時世に、彼に良い勤務条件などもたらされる訳がない。それでも何とか規模の小さな小売業に就職した彼は、首都圏近郊を含めても数件しかない100円雑貨店の店員になる。他に為り手がいなかったという事もあるが、それでも26才で店長の職位を獲得する。しかし仕事内容にはそぐわず、給料はなけなしの金額で、月ごとの生活で手一杯だった。そんな彼の唯一の楽しみは風俗通いだった。風俗は風俗でも母乳風俗である。
直紀の所得では月に一回通うのが精一杯だが、欲望を満たす手段だ。数年前に面白半分で借りた母乳AVに嵌まり、それ以降は母乳が出る女性以外に興味が無くなってしまう。加えて根っからの巨乳マニアで、女性の身体で真っ先に目線を送るのは胸だった。胸の大きい女性を見ると直ぐ興奮してしまう。それほど大きな乳房、母乳には尋常ならぬ性欲を抱いていた。元来の不器用な性格に加えてマイナーな性癖の為に、一般的な女性とは疎遠になりがちで女性と付き合うのも皆無。それが更に直紀の中で、ねじまがった欲望を増大させていた。ミルク臭さを発散させながら、張った乳房を震わせる母乳妻を見るとムラムラするのだった。街中でも乳児を連れた乳房の大きい女性と会うと、尾行するのを必死に堪えている始末だ。だが転勤になった事で母乳風俗通いにも支障が出てくる。この近辺には風俗施設はなく、わざわざ遠出をしなければならない。時間と金銭、労力を更に費やさなければならない。気力が失せるのは必然的だった。
「やってらんねぇな…。金は給料日まで無いし風俗にも行けねぇ…そもそも行くまでが遠いし…」
異動して一週間が経とうとしてる。口から出るのは愚痴ばかりだ。
「どっかにイイ女いねぇかな。こう…胸がボンッと張り出て、みっちりと母乳を溜めてそうな女は…」
母乳風俗嬢は所詮はお仕事。情がある訳ではなく、お金で繋がっているだけ。彼の理想的な女性はバストが最低でも90センチ以上あって、母乳がいっぱいに出る…そしてそのバストをいつでも自由にさせてくれる女性だった。巨乳の母乳ママと肌を合わせ、酒池肉林の生活を毎日送りたい。そんな現実味に欠ける願望を抱く。薄暗く偏屈な欲望を絶えず燃やし続ける直紀。着替えを済ませ、チラッと時計を見る。出勤の時間が迫っている。
「しょうがねぇ…行くか」
気力の入らない身体を無理に動かしてアパートを出る。勤務地が近いのがせめてもの救いだった。何も考えずに道すがら歩く。すると数メートル前方の街角から、不意にバギーカーを押す一人の女性の姿が現れた。
『子連れの女性か…』
別に直紀は驚くふうもないが、連れの子供が赤ん坊なのかどうかが少し引っ掛かる。筋金入りの母乳マニアの彼なら当然の思考だ。
『そういえばこの町に来て、街中で子連れ親を見るのは初めてだな…』
女性は角を曲がって彼と同じ方向を向いたので、直ぐ後ろ姿になってしまった。
『んっ…?』
最初はノーマークだったその女性だが、直紀はある事に気づく。
『この女…結構スタイル良いな…』
女性は白のTシャツにデニムのレギンスという出で立ちだ。左右に張り出した尻肉が、それこそいっぱいに脂肪を乗らせてレギンスを真ん丸く膨らませている。彼女が歩いて脚を交差させると、大きな熟れ尻が連れてムギュ、ムギュとレギンスを交互に盛り上げる。ウエストも肉付きは豊かだが寸胴ではない。しかも、この女性のスタイルの良さは尻だけに留まらなかった。蒸し暑いこの時期、シャツの生地は薄いものだ。しかも無地の白色ときている。シャツの一枚下にある下着の在りかも、手に取るようにスケスケに透けている。彼女は無防備にも背中にブラジャーを透かせていた。
『うっ…ブラ透けだ…』
きっちりと真一文字にブラジャーの形状が見えていた。
『…んっ…?』
しかし彼を掻き立たせたのは、ブラジャーの形状ではなく構造であった。まずブラジャーのベルトの幅が、今までに見たことが無い太さだ。手首ほどの太さであろうか。そして背中の中央にベルトの繋ぎ目部分があるのだが、縦に並んだ3段ホックでガッチリと、それもやっとという感じで繋がれている。縦にホックが3つあるのは、それだけカップに乳肉のずっしりとした重量がのし掛かっており、多大な重みの負担に耐えなければならないという事だ。肩から下りるストラップも通常は幅1センチくらいだが、この女性のは背中のベルトに近い部分で幅が広くなっているデザインだ。一般的なブラジャー、魅せるブラジャーではなく用途重視のブラジャーだ。彼女のバストには、その用途重視のブラジャーを着用しなければならない特段の理由があるのだろう。直紀は前を歩くこの女性に、急激に性的興味を抱き始めた。
『この女…もしかして、すげぇ胸がデカいんじゃないか…!』
彼のフェチズムが急速に頭をもたげる。ブラジャーを見れば見るほど形状の特別さに気持ちが高まる。こんな下着を身につけなければ、おそらく前に抱えているであろう重量級の乳房を支える事がままならないに違いない。Tシャツの腋下の部分は前に引っ張られる感じで、腋下から脇腹にかけて幾つもの皺ができている。生地の前側にたわわな乳房が隙間なく、狭苦しそうに息づいているのが、後ろ姿からでも容易に察知できる。故にシャツが背中に密着してブラジャーが浮かび上がるのだ。
『間違いない!』
直紀は確信した。巨乳マニアの彼の目利きは寸分の狂いもない。前を歩くこの子連れ女性は、紛れもなく乳房が大きい。単に大きいなどと生やさしい規模の乳房のサイズではないかもしれない。自然に歩く速度が上がり間近で観察しようとする。女性はバギーカーを押しながら歩いているので、速く歩く事はできない。直ぐに追いついた直紀は追い越し際に、横目でチラッと女性の胸部を見やった。
『!!おわっ…!』
落雷を受けたような衝撃が彼を突き抜けていく。着飾る事もなく素朴な格好だが、実に清楚な感じの着こなしなのだが、Tシャツの下から双つの豊満な胸が形良く突き出ている。あたかも中にフットボールを二つ詰め込んだような見事な盛り上がり。乳房が前方へロケットのように突き出す迫力たるやなかった。シャツの胸元から急峻な曲線を描いてピンッと張った頂点へ辿り着く。
『でっ、でっけぇ~!ヤバいくらいデカいじゃねぇか!』
まさしく彼の嗜好にぴったり嵌まる身体つきをしていたのだった。期待通り…いや期待以上の光景があった。
『きょ…巨乳…!いや、巨乳なんてモノじゃない!ば、爆乳だ!』
横から見ると乳丘の高さが良く分かる。壮大な豊乳のかたまりは、シャツをゆうに十センチ以上押し上げている。これだけサイズ大の乳房を抱えていては、用途重視のブラジャーを着用せざるを得まい。シャツも胸が大きすぎて破けてしまいそうではないか。
『凄い!これこそ俺が求めていた理想的な爆乳!』
彼女が歩を進めると、ブラジャーでキツく押さえている筈にも関わらずに、生地の下で乳丘が麓からユサッ、ユサッと揺れる。この巨大なかたまりの量感の前では、ブラジャーの拘束も無力であろう。直紀は、この子連れ妻の揺れる爆乳に両腕を伸ばしたくなる。
『この胸に触りてぇ…シャツの胸元から手を突っ込んで…ぐちゃぐちゃに揉んでやりたい…!』
巨乳マニアの直紀には、眼前で舞い踊る爆乳を揉み千切る感触を想像するだけでたまらない。しかもこの爆乳妻はとびきりの美人だった。切れ長の目で睫毛の長く潤んだ瞳。スッと通った鼻筋。プックリとした朱色の唇。小顔の中で端正に整った顔立ちは最高級の日本人形のようだ。歳は30才を超えているかいないかくらいの感じ。若い娘にありがちなうわついた容姿ではなく、しっとりと落ち着いた雰囲気。それだけに豊かに成熟した肉体…、特にずっしりと重々しい乳房とのアンバランスさが性欲を高まらせる。
『あ~、この爆乳女…素っ裸にしたらチンポがムズムズする程に熟れてんだろうな…』
ずっと並行して歩くのは怪しまれる為に限界がある。直紀は追い越して、先の道端に設置されている自動販売機の前に立つ。飲料を選んでいる振りをして、後から歩いて来る爆乳妻を横向きで観察する。清楚な雰囲気にそぐわぬ爆乳は依然として細かい縦揺れを続けていた。双つの乳房がシャツの中でプルンップルンッとじゃれあっている。
『あの爆乳に手を押し付けてやりたい!下から掬いてぇ~、揉みてえよ!』
直紀の股間はギンギンに突っ立っていた。直紀の股間はギンギンに突っ立っていた。後ろ同様に前も、うっすらとブラジャーが透けていた。出産後の解放感から来る無防備さと思われたのだが、並外れた乳の巨大さに周囲の視線を防護しきれないのだった。汗ばんだ白肌が貼り付いて見事なブラ透けを披露してくれる。前へ不自然に突き出た爆乳のせいでシャツにぴったりと貼り付き、半円形のカップがくっきりと浮き出ている。
『やっぱりスゲェ…!』
Tシャツ越しに透けるブラジャーは、凄まじい大きさを誇る乳房を覆うのに多大なカップ面積を要していた。カップはフルカップの巨大なサイズなのだが、普通であれば大多数の乳房を収めてしまうに違いないのだが、この爆乳妻に限ってはいかにも窮屈そうであった。余りにも胸が大きすぎて、もうこれ以上のサイズは存在しなくて困ってますと言わんばかりに。艶やかな人妻には全く不釣り合いな双つの盛り上がりだ。乳房の特大な膨らみは隠しようのない彼女の魅力になっている。如何せん、このボリュームでは隠そうにも隠しきれまい。
『何カップのブラジャーなんだ…?Fカップなんかじゃないな…Gカップくらいのサイズか?でも…あの胸のデカさはGカップなんかじゃない!胸自体はブラサイズを超えてるに決まってる!』
Gカップを超えるとなるとHカップだが、男性を威圧する乳房のこのボリューム。紛れもなくHカップの範疇を超えている。目測からするとIカップくらいはありそうだ。直紀は息苦しくなってきた。こんな大きさのバストを持つ一般女性は初めてだった。湿気の多い、汗が衣服にへばりつくような暑さが欲情を更に煽る。ズボンの前はいきりたつモノでテントを張っている。だが、更に直紀の捻れた性癖を満たす要素を彼女は持っていたのだ。出くわした時に気に掛かったバギーカーの子供。その子供の年齢によっては、この子連れ妻の爆乳には女性特有の…、そして特定の時期でしか現れない兆候が存在する。直紀が狂喜するマイノリティな欲望を満たす要素。母親のしるしだった。
『……。どう見ても産まれたばかりの赤ん坊だな…』
彼女は乳房の中におっぱいを溜めた授乳期妻だったのだ。直紀の性的欲望を全て兼ね備えた女性。彼には子供の生後期間などはどうでも良い。この爆乳妻から母乳が出るかどうかなのだ。
『この女…授乳期真っ只中なんだ!ガキの為に母乳を詰め込んでるんだ!母乳かよ!馬鹿みてぇにでっかい胸ぶら下げやがって…しかも母乳まで出やがんのか…』
飲料を選ぶ振りなど忘却している。
『あんな凄い大きなおっぱいなら…母乳も絶対に凄い量に違いない!』
直紀は一人で完全にパニックになっている。見ず知らずの女性に、性的な興味をぶちまけるのは恥ずべき事だが、この肉感的なバストを目にしては興奮が止まらない。ゆっさゆっさと見た目にも重々しく揺れ動く乳房は、中にはいっぱいの母乳が詰まってますよと代弁していた。内側では大量なる母乳が、震動でちゃぷんちゃぷんと波音を立てていそうな感じだ。本来の胸の重みに、大量なる母乳の重みが加わっているのだ。3段ホックのブラジャーでも心許ないのは当然だ。毎日それも長時間、母乳が満杯に蓄積した爆乳を支えなければならないブラジャーに同情したくなる。ブラジャーがガッチリと柔肌に喰い込んでいる様が豊満な乳房の隆起を物語る。
『あのおっぱいを吸いてぇ!無茶苦茶になるまで揉みまくって…乳首を吸いまくって母乳を飲みまくりてぇ!』
色白な美人で、直紀の願望を全て揃えて豊かに成熟した肉体。この豊満極まる身体を抱く事しか考えられなかった。しかも爆乳に母乳まで出るとあっては欲情するなというのが無理な話だ。彼の特殊な性癖を完璧に晴らしてくれる美人妻。授乳全盛期の人妻らしく全身から湯気のように蒸し返る母性がたまらない。
『おい、おっぱいママさんよ!一日に何回おっぱい吸わせてんだ?十回くらいか?本当はもっと吸わせられるんだろうが!そんだけ胸が大きけりゃ、ガキ一人じゃ母乳が余りまくって仕方ないだろう?畜生!もったいない!』
この可哀想なくらいに胸がたわわに実っている母乳妻の授乳姿を想像するだけで、全身が熱く沸騰してくる。シャツを引き千切らんばかりの豊かな丸みを帯びた乳房のふくらみ。フットボールを胸元にくっつけたような巨大乳球からは、どのくらいの母乳が湧き出るのだろう。直紀のダークな欲望など知る由もない爆乳妻は、規則正しく乳房を震わせながら彼の脇を素通りしていく。直紀は血走った目で彼女を睨みつけた。
『この女とセックスしてぇ!胸をぐちゃぐちゃにしごいて母乳を搾り出しながらヤリまくりたい!畜生…、赤ん坊に母乳を飲ませるんだったら俺に飲ませろ!一滴残らず飲み干してやる!』
行き掛けなのか帰り道なのか分からないが、せっかくの理想的な乳房を見過ごす訳にはいかない。是が非でもあの重たげな爆乳を手に入れたい。名前は?何処に住んでいるのか?性生活は?そして…乳房のサイズは…何カップなのか?知りたい事柄に枚挙にいとまがない。母乳狂いの直紀がしつこく母乳を追い求めるのは必定である。住所さえ掴めば、人妻独特のしっとりした色気の沸き立つ身体をマークできる。乳マニアならば股間に直撃間違いなしの、あの美しいカーブを描く爆乳を身近に観察できる。迷う必要はなかった。後を追いかけようとしたその時だ。背後から年配の女性に呼び止められた。
「あら~、店長。おはよう」
同じく出勤途中で、賞味期限切れのパートのオババが立っていた。場の空気が全く読めないオババは、彼が何を考えていたのか分かる筈もない。怒張も急速に萎えていく。
『ふざけんな、こいつ!くそ!最高の母乳妻が行ってしまう!』
無理をして振り切れば、能天気なオババも追尾するだろう。そうなれば尾行する意味が無くなる。爆乳ママの後ろ姿がどんどん彼方に遠のいて行く。
『あぁ…、あのおっぱい…』
せっかくの運命的な出会いは、束の間に終焉を迎えようとしている。一般の母乳妻を寝取るのは無理なのか。現実はそういうものだ。ただ後ろ姿を見守るしかない直紀だった。
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